塵も積もれば針の山

娘からの針の言葉に堪え忍ぶ母の独り言

娘の帰省

娘が孫を連れてときどき帰省します。

その期間中は私は召使いのように働きます。何を言われても「はい」と返事をし,食事の支度,洗濯,そうじ,いつもの倍のはたらきぶりです。

娘は実家が住み心地が悪い,掃除が行き届いていないなど,帰るたびに不満を言いますが,実家だと何も家事をしなくていいので帰省します。

娘が母である私に辛らつな言葉を投げつけても夫は何も言いません。夫が口を挟むと私の味方をしたと火に油を注ぐ結果になることが分かっているからです。

娘が自宅に帰った後,夫は「疲れただろう。何もしなくていいから。」と言って家事全般をしてくれます。夫の言葉に甘えてひたすら休養をします。娘が帰省するたびに何を言われるか怯えて暮らしています。孫がかわいいのが救いです。